2024/05/02 17:18
目がウルウルしていてとってもかわいらしい、世界一小さいと言われる犬種のチワワ。
チワワを飼ったら、一緒に散歩に行くのが楽しみですね。けれど、すぐに散歩に連れて行けるわけではありません。チワワのためにも、まわりに迷惑をかけないためにも、オーナー様とチワワとの間で準備が必要です。
では、一緒に散歩に行けるようになるのはいつごろになるのでしょうか?
ここではチワワの成長ステップについてお話します。
◎新生児期(誕生~45日)
生まれてからしばらくのチワワは、母乳を飲んでは眠るの繰り返し。人間で例えると2歳前後までの時期になります。生後3週間くらいから、徐々ににおいをかがせたり、音を聞かせたりと、人間の社会に慣れるためのふれあいをさせてあげましょう。
◎社会化期(45日~3か月)

社会化期は、なんでも吸収できる時期。実は子犬であるこの時期がとっても大切なのです!
この時期に、家族以外の人や他の犬とのふれあいが多ければ多いほど成犬になってからの社会性や適応力が身につきます。この時期を過ぎると、警戒心や自我が強くなる傾向があり、初めて触れるものに対しての適応に時間がかかってしまうようになります。よってこの時期の社会化が不十分だと、成犬になってから、人に触れられるのを嫌がったり、吠えたり、噛んだりする子に育つ可能性が高いのです。
この時期はまだワクチンの接種が完了していないので、散歩に連れていけませんが、いろいろな音を聞かせたり、触らせたり、キャリーバックなどに入れて出かけ、外の世界を見せたりして、人の社会に慣れさせることがとても重要になります。
また、チワワがまっさらな心で素直に吸収できる時期なので、この時期から体を触ってあげる「ハンドリング」を始めましょう。たくさんハンドリングをしてあげることで、触られることが好きなチワワに育ち、たくさんの人に触ってもらえる子に育ちます。
◎幼年期(3か月~6か月)
かむ力の加減を覚えるのは、生後4か月半ぐらいまでが限度と言われており、成犬になると、かむ力の加減は教えられません。オーナー様のハンドリング中や遊びの最中で甘噛みされることがあるかもしれませんが、そんな時は放っておくのではなく、真剣な顔で「痛い」と言ってワンちゃんを脅かして離れさせ、かむ力加減を教えることが大切です。
◎青年期(6か月~1年半)
この時期になるとチワワは上下関係を気にするようになるので、チワワとオーナー様との間にしっかりと信頼関係を築いておくことが大切です。オーナー様に「守られている」という安心感がない子は、他の犬が近づいてきた時に「自分と飼い主を守らなくては!!」という意識が働き、吠えたり、噛みついたりする子になってしまいます。しっかりしつけをして、オーナー様を「リーダー」だとチワワにわかってもらえるように信頼関係を築きましょう。
◎成犬期(1年半~7、8年)
体の成長が安定します。散歩やハンドリング、しつけトレーニングなどを通じてコミュニケーションを深めることが大事です。ドッグランやドッグカフェ、旅行など、かわいいチワワとの思い出をたくさん作りましょう。
◎老犬期(7~8年以上)
7歳を過ぎるころから目が見えにくくなるなど、だんだん老化が見られるようになります。人間に例えると、この時期は40代半ば以降の中高年期から老年期にあたります。チワワはもともと運動欲求の強い犬種です。老犬期になったからといって、散歩に連れていかなくても良いということではありません。運動できずにいると、筋肉量が落ちて太りやすくなったり、ストレスから病気になってしまったりするので、無理のない範囲でできるだけ散歩に連れて行ってあげることが大切です。
◆チワワの社会化に犬服を上手に活用しよう!
社会の一員として誰からも愛されるチワワに育てるためには、社会化がとても大切だということがわかりました。外へ出かけて家族以外の人やワンちゃんと触れ合うことで、チワワは触られることに慣れていきます。散歩に連れて行けるようになったら、たくさんの人に触ってもらえるように犬服を着せてオシャレを楽しんでみませんか?
ボンシェリアンの犬服はフレンチカジュアルをベースに、"周りと被らない特別感のあるデザイン"がポイントとなっているので目を惹くこと間違いなし!チワワのかわいさが際立って「かわいいですね!」と声を掛けられることも増えるかもしれません。褒めてもらえるとチワワもオーナー様も嬉しくなりますよね。たくさん触られてかわいがられると、チワワも触れられることが大好きになり、友好的で落ち着いた子になります。
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チワワの成長ステップを簡単にご紹介させていただきました。落ち着いたチワワに育てるためには、子犬の時期のしつけがとても大切で、この時期を逃してしまうとしつけし直すことが難しくなります。はじめてチワワを飼う際には、オーナー様もしっかり知識をつけて、大切な時期を逃さないように準備したいですね。